こんにちは。
乳房マッサージ専門「葉っぱ助産院」院長の山田葉子です🍃
前回はボランティアで仲間ができたこと、そうこうするうちに卒業を迎えてしまったことを書きました。
ブログを読み返してみると、研修そのものの話をあまり書いていないことに気付きました。
私は、とにかく理解ができませんでした。
レベルの違う講義を受けると、「何か質問は?」と聞かれても「何を質問したらいいのかわからない」状態になりますよね。
まさに1年間あの状態でした。
うっ滞しているおっぱいなんて、病院勤務の時に嫌というほど見ていたはずなのに、研修生として見ると、それが何を表していて、どう解決すればいいのか全くわかりません。
『病院で見るおっぱいと、研修生として見るおっぱいは全く別物』でした。
病院では、「おっぱい溜まってますね。マッサージしましょうね~」と軽く触っていたのに、研修生として同じ状態を見ると、
これはどういう状態なの?!
どうしたらいいの?!
途端に触るのが怖くなり、先輩たちに聞かなければ触れませんでした。
正しい対処方法がわからなかったのです。
それくらい、ど素人になってました。
しかも、痛くないマッサージが売り物なのに、必死にものすごい力を使ってマッサージしようとしてしまうし、とんちんかんなレポートは相も変わらずで、ずっと叱られまくっていました。
けれど、どうしてもマッサージができるようになりたい。
できるようにならなければ開業できない。
その一心で、この1年間は死ぬほど努力しました。
毎日毎日自宅で練習用の模型で練習し、
お風呂に入った時に自分のおっぱいで練習し、
研修に行ったときは毎回研修生同士で練習し、
24時間どうしたらおっぱいマッサージができるようになるか考えてました。
なのに、結果は卒業の時点で
「いまだによくわからない」
入学式の時に先輩が言った「点が線になる」ということは私には起きませんでした。
卒業日は不安しかなかったです。
これからどうやっていったらいいものか・・・
到底今のレベルでは開業は無理。
それだけは確信してました。
そこで、卒後研修を受けたいと申し出たのですが、運悪く空きがありませんでした。
この制度は、研修を修了した人が今度は勤務者としてお金をもらいながらマッサージができ、さらに先生にも見てもらえる、というシステムだったのですが、勤務可能な人数が限られていたので、私は受けられませんでした。
でも、どこか他所に行ったところでマッサージの勉強はできません。
私がとった選択は、関東に残って助産師として近くのクリニックでパート勤務しながら、空いた時間に勉強に行かせてもらう、というものでした。
けれど、これは案外うまくいきませんでした。
シフト勤務で夜勤をしながら休みの日に勉強に行く、というのは思った以上に身体がついていかなかったです。
やっぱりお金を払って、無理にでも行く状態を作らなければ、寝てダラダラする方が勝ってしまいました。
そうして半年が過ぎた頃、私の身体に異変が起こりました。
鏡の中の自分の顔を見て愕然としたのです。
「私っておばさんだ」
この時40歳。
おばさんで当たり前なのですが、突然自分の顔のほうれい線しか見えなくなりました。
それからはほうれい線をどうやって消したらいいか、そればかり。
ネットでほうれい線が消えるという何万円もするマッサージ器を買い、小顔になるマッサージに何十万円もお金を払い、そして最後に「死にたい」。
「道路で車が私をはねてくれたらいいのに」
それを願いました。
とにかく毎日考えることは
「若くなりたい」
「死にたい」
完全に心が壊れてました。
食べているはずなのに、体重も5キロくらい落ちていました。
人と話すことは一見普通にできるけれど、人と話すことが辛く、心臓がバクバクして、頭がふわふわして、通勤も仕事も正常にできる状態ではなくなりました。
軽いそううつ状態だったと思います。
思えばその半年くらい前から、何となくどうしようにもない時がありました。
研修が終わり、緊張の糸が切れてしまったのかもしれません。
私が出した結論は、実家に戻ることでした。
病院の上司に相談し、すぐに退職することになりました。
夜勤をバンバンに入っていた私が急に辞めることはどれだけ迷惑をかけるかわかってはいましたが、どうしても続けられなかったです。
あの時にご迷惑をお掛けした皆さま、本当に申し訳ありませんでした。
そして、それを優しく受け入れて下さった上司とスタッフの方々にも改めて感謝申し上げます。
あの時退職していなければ、今こうして元気にいられなかったです。
※私が一番使っている本です。解剖生理を始め、エビデンスまでかなり詳しく書かれています。
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